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13.45 お餅の食べ方
お餅は 様々な食べ方があり、各地で伝統が生きていると思われるが、意外とよその地方の食べ方は知らないものである。そこで、著者の体験で気に入っているものを挙げてみた。
- お雑煮:本書にも例を挙げているが、各地方の伝統が生きているであろう。ここでは省略。
- お汁粉:ここでは省略。
- あべかわ:柔らかいお餅が好みならば、焼くかあるいは電子レンジで柔らかくした餅を、弱く沸騰させた湯でしばらく煮る。お椀に餅を入れ、きな粉と砂糖を上からまぶし、お湯あるいは温めた牛乳を注ぐ。かき混ぜて食す。牛乳を使うとコクが出る。汁の量、きな粉の量を換えて、好みの粘度を作る。
- クルミ餅[32]:クルミをむいて、渋皮ともザッと炒る。すり鉢にクルミを入れ、ザッとすったら塩を少し入れる。又、よくすってから、砂糖と湯を加えてドロドロにゆるめる。焼いて湯に漬けて柔らかくした餅をお椀に入れ、クルミのたれをかけて食す。餅をすり鉢の中へ入れて混ぜてもよい。ちょっとすった時に塩を加えないと、脂が分離して味が悪くなる。これは、著者が幼少時のご馳走であり、記憶に残る。
ケーキ用クルミ1パック45g、塩ひとつまみ、砂糖大2、お湯カップ1で、お餅4個分程度の分量となる。簡単で美味。
- 海苔餅:焼いた餅の両面に(砂糖)醤油をつけ、海苔で巻くか挟んで、食す。
- チーズ餅:焼いた餅に(砂糖)醤油をつけ、上にチーズをのせ、海苔で巻くか挟んでから、オーブンで一焼きする。
- あんこ餅:お汁粉用の(まだ溶いていない)あんこを、焼いた餅にのせるか挟んで食す。
この中のいくつかは若い時代に一人で作る夜食としてしばしば味わった。手早く美味しく腹満ちる事に意味があり、栄養等は考慮の他であった。
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Kozan
平成28年2月8日