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参考:山本勝造 ご馳走の手帖91年暮しの手帖別冊 p.196[18]
材料:豚3枚肉600g、大根1本、にんじん2本、里いも10個(700g)、こんにゃく2個、車えび4匹、あなご4尾、だし4リットル、酒、みりん、醤油、塩、昆布、かつおぶし、七味とうがらし(4人の鍋2回の分量と思われる。えびとあなごは倍にする)
- 豚3枚肉 600gは大きく4つに切る。
- 大きい鍋に水2リットルと豚肉を入れ、強火にかける。
- 煮立ったら、中火にして、あくを取る。
- 途中で水カップ3-4を加えながら、2-3時間煮る。
- 箸が通るまで煮る。煮汁はあとで使う->土鍋の地。
- 肉を小鍋に移し、(5)のゆで汁カップ3を加える。
- (6)に、酒 100cc、みりん 50cc、醤油 12cc、塩 6cc 入れて、煮含める。
- 残ったゆで汁はボ-ルにとり、冷やす。固まった油->土鍋の地。
- 大根1本は厚さ3cm の輪切りにして、皮をむく。
- にんじん2本は厚さ 1.5 cm の輪切り。
- なべにたっぷりの水をとり、大根とにんじんをゆでる。竹串が通ったら、にんじんを先にひきあげる。大根はひきあげたあと、水に一時間さらす(くさみをとる)。
- 里いも10個(700g)は皮をむき、米のとぎ汁でゆでる。ゆですぎないように、8分でやめる。
- こんにゃく2個は、横6個に切り、裏表に斜に 3mm の刻みを入れる。
- こんにゃくはゆがいて、水にさらしておく。
- カップ20杯のだしを作る。昆布 50-60 cm(60g)。かつおぶし(60 g)は、煮立ったら日を弱め、20分煮だす。
- なべに(15)のだしカップ13をとり、酒カップ1、みりん 150 cc 、醤油 27cc、塩12 ccを加えて、さっと煮たてる。
- 鍋-1に大根を入れ、だしをかぶるまで入れて、煮ふくめる。
- 鍋-2ににんじんを入れ、だしと、砂糖 6ccを加えて、煮含める。
- 鍋-3に、里いもを入れ、だしをかぶるまで入れて、煮ふくめる。
- 鍋-4に、こんにゃくを入れ、だしと、醤油 12cc、砂糖 3cc を入れて煮る。鍋1-4は、そのまま一日おく。
- 鍋に水4カップと塩 6cc を入れ煮立ったら、車えび4匹をいれる。
再び煮たって、30秒後に取り出す。土鍋に入れる直前に皮をむく。
- 焼きあなご 4尾は、尾の先を切り、2-3に切る。
- 土鍋用の地の準備。鍋に、だしカップ7、(5)のゆで汁カップ4を入れ、火にかけ、醤油 6cc、みりん 6cc、塩 3ccを加えて煮立てる。塩加減をみる。
- 土鍋に、野菜、更に食べやすく切った肉、えび、あなごを入れ、(23)をかけ、温まったら、七味とうがらしで食べる。
941224作る。日をおくと更においしくなる。4人でたっぷり2回分以上ある。だし4リットルは相当の量だが、この通りに作るときれいに使いきれる。しみじみと味わえる鍋。
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Kozan
平成28年2月8日