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15.1 みそ汁−豆腐

材料2人前:水カップ2、みそ大2、豆腐1/3丁、わかめ少量
  1. 鍋に水2カップを入れる。
  2. 煮干し5〜6匹を入れて、フタをせず、強火。丁寧に作りたい場合には、まず、頭をとり、腹の部分から半割りにして、内蔵を捨ててから使う。好みでよい。
  3. 塩蔵わかめ少量をとりだし、水につける(10分)。その後、数cmに切り分ける。(筋をとって2cmの角切りにする[20])
  4. 豆腐1/3丁は、小さめの角に切る(好みの問題)。
  5. 煮立ったら火を弱め、5分待つ。煮干しも栄養と考えて(私の子供の頃はカルシウム源として食べさせられたもの)食べる場合には、このまま、次に進む。
  6. 味噌大2程度をこし器で溶く。量がはっきりわかっていない場合には、数回にわけて入れ、味見をする。
  7. 具を入れたら火を少し強め、沸騰直前に止める。(煮立つ寸前にわかめを入れ、再び沸騰する前に豆腐を入れ、豆腐がうきあがろうとする時に、椀に盛る[20])
美味しく作るポイントは、まず、味噌を選ぶ事、味噌(塩)加減を適正にする事、だしをとる事、煮立てない事、そして最後に煮えばなを食す事であろう。ぬるくなれば味半分と言われている。さて、煮えばなには及ばないが、冷えたみそ汁でも意外と美味しい事がある。これは、中に入れる具に依存するようだ。2種類の味噌を合わせると美味しくなるという説もあるが研究が必要。
塩分:味噌大サジ1杯はおよそ 15g。カップ1に対して、普通は大サジ1程度でちょうど味よくなる。味噌の塩分はおよそ12%程度なので、みそ汁1杯(200ccあれば)で塩を2g弱 (1.8g)。我が家では、カップ3の水に対して、味噌47.4 gが、味をみて決めた塩分の量であった。味噌の塩分を12%とすれば、我が家の味噌汁の塩分濃度は、0.88%となり、普通使っているお椀一杯を140ccとすれば、みそ汁一杯で摂取する塩分量は、1.3gとなる。
だしの取り方:好みと時間により変えるとよい。だしを用いずに味噌の味を味わうのもたまには良いし(市販の普通の味噌は人工のだし成分を添加しているような味を持つ)、時間の無い時に、市販の和風だしを用いても、相当のおいしさが得られる。煮干しを使わないと別の味となり、それも良い。

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Kozan 平成28年2月8日