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13.10 ただしいづけ丼(特・推薦)

参考:内田正 男の食彩99年2・3月p.70
材料2人前:まぐろ(さく)、みょうが、わさび、のり
煮きり(まぐろのづけ用):かつおだし2、みりん1、薄口醤油1.5、濃い口醤油2.5を10分煮詰める。
合わせ酢(すし飯用):米カップ3に対して、米酢60cc、砂糖15g、塩12g
  1. 煮きりをつくる。かつおだし2、みりん1、薄口醤油1.5、濃い口醤油2.5を鍋に入れ、火にかける。沸いたら火を弱め、10分程度煮詰め、そのまま冷ます。
  2. まぐろ(赤身又は中トロ)のサク(厚さ1cm程度)の湯引きをする。まぐろをまな板におき、堅く絞ったふきんでぴったり覆う。
  3. 上から熱湯を2周くらいまわしかける。
  4. まぐろを裏返して、同様に湯引きする。
  5. 氷水につける。
  6. 熱が下がったら、堅く絞ったふきんで表面の水滴をふいて、バットに並べる。
  7. 煮きりに約3時間浸す。途中で裏返す。
  8. すしご飯:炊き上がったご飯を盤台に広げ、合わせ酢をふり混ぜ、切り混ぜる。3回場所を変えて混ぜ、広げる。風を送って冷ますのはこの段階から。ひっくり返して、又風を送りさます。体温位にさます。
  9. みょうがを千切りして、冷水に20分くらいさらす。
  10. 浸したマグロを取り出す。
  11. サクに斜めに包丁を当てて、6mm位の厚さに切る。この時の筋の走りを見て、繊維を断ち切るように直角に刃を当てる。
  12. 器にすし飯を盛り、まぐろを放射状にならべ、煮きりを更にひとはけする。
  13. それぞれのまぐろの上に、すりたてのわさびをのせる。
  14. 器の縁に沿って、切りのりと 千切りみょうがをたっぷりとのせる。
湯引きの効用:表面がしまるので、煮きりが中までしみ込まない。表面がザラッとするので、煮きりがからみやすい。表面の脂肪が固まって、美味しくなる。刺し身の場合でも、簡単に湯をかける。
本項は、男の食彩に連載された『正しい』シリーズの一遍である。
美味。煮きりの製法からわかるように、用心しないと塩気を多く摂取する事になってしまう。付け合わせを考える事。かつおだし60cc(大4)の分量で、マグロ1サク2人前は、充分まにあった。 2004年9月28日には塩分が少なめになるようにしたが、好みとなった:すし飯の塩気は10%減らした。煮きりにさくをつけ込む時間を半分にした。お吸い物の塩気は0.55%とした(だし600ccに対して塩3.3g)。目安としては、塩大1=9g、塩小1=3g、砂糖大1=7〜8g。
図 13.2: づけ丼
\includegraphics[width=8cm]{zukedon.eps}

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Kozan 平成28年2月8日