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6.1 黒豆(特・推薦)

参考:柳原一成 NHKきょうの料理94年12月p.8
材料:黒豆 カップ3、砂糖カップ3、重曹 小サジ1、熱湯8カップ、差し湯3〜4リットル
  1. 黒豆カップ3、水洗いしてボウルにいれる。
  2. 重曹 小1を入れる。
  3. 熱湯8カップを入れて、1晩おく、3倍にふくらむ。
  4. そのまま鉄なべに入れ、強火。
  5. 浮き上がるあくを丁寧にとる。
  6. あくをほとんどとり終えたら、弱火で4時間以上煮る。
  7. 途中、お湯を足す、やっと豆がかぶる位にする。
  8. 平皿に投げつけると、つぶれる位まで柔らかくする。
  9. 更に、煮汁がヒタヒタになるまで煮詰める。 柔らかくなってから、20分ほど煮る。 循環的に変わる色をよくみて、黒くなった時に取り出す事。
  10. 砂糖3カップ+水2カップ、砂糖がとけるまで煮て、人肌まで冷ます(みつと呼ぶ)。
  11. 醤油を少し入れると長持ちする。
  12. 熱いうちに豆をざるにあけ、ぬるま湯であらう。豆に湯をそそがない事(皮がはげないように)。 湯がすきとおるまで、5回程度洗う。壊れた豆と皮は取り除く。 なべにあける。
  13. ぬるま湯のみつを加える。豆が飛び出しているので、紙で押さえる。 紙タオル(酸化しない為)でよい。
  14. 弱火で3-4分煮る。グラグラはさせない。火からおろす。
  15. そのまま(紙をしたまま)、一晩おく。
  16. フタをしたまま斜めにして、みつだけをなべにとり、沸騰させる。少し冷やしてから、豆に戻す。翌日から食べられる。
この煮方では、最後に甘味をつける時に、浸透圧の差を利用して、豆が外側の濃いみつを吸い込むようにしている。この手順を2回行って、甘味を増し、更に、豆を膨張させている。
我が家では4時間半位煮る。その間に使うさし湯も相当な量になるので、魔法瓶に湯を用意しておく。黒豆1カップ約160gだから、200g入りのパックなら3パック、250g入りなら2パックが一回の分量となる。これで南部鉄鍋(内径 23cm)にぴったりの分量となる。 白砂糖1カップ約120〜140g。2日たつと実においしくなる。絶品といえる。重曹小1は4.25g。差し湯総量は3-4リッター程度。2002.12.27:今回は丹波ささ山産の3Lサイズ。1カップ154gで183粒。水から煮始めて最初の30分は、鍋にはりついてアクをとる。その後は、12分タイマー毎に約1カップの差し水。作り始めてから四日目くらいからおいしく食べられるので、作り始めのタイミング(日付)に注意する。作った直後に煮沸消毒した瓶に密封して冷蔵すると、3週間後でも、美味しくいただけた(2004年)。
図 6.1: 黒豆
\includegraphics[width=8cm]{kuromame.eps}

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Kozan 平成28年2月8日