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- 塩分と胃ガン:日本経済新聞2004年1月18日:厚生労働省研究班が11年かけて4万人の追跡調査をしたところ、男性の塩分最多摂取グループ(1日9,9g)は、最小摂取グループ(最多の1/3の塩分摂取量)に比べて2.2倍も胃ガンになりやすい。女性は胃ガンになる人が少なく、同様のグループ分けでは、明確な差は出なかった。しかし、毎日、タラコや塩辛などの海産物加工食品を摂取するグループは、ほとんど食べない人に比べて(男女とも)3倍程胃ガンにかかりやすい。
- 放射線診断の発ガン率:朝日新聞2004年2月10日:英オックスフォード大は15カ国対象の調査結果を英医学誌ランセットに公表した。医療機関の放射線診断による被爆が原因の発ガンは、15カ国平均で1.2%であるが、日本は3.2%と飛び抜けて高かった。日本の次はクロアチアの1.8%。他は日本の半分以下。千人あたりの年間X線検査数は、日本は1477回で、15カ国平均の1.8倍で最も高い。
- 大腸ガンリスクの抑制:ブロッコリーと白菜には、大腸ガンを抑制する効果がある。これらはアブラナ科の野菜で、グルコシノレートを含み、これが腸内で、イソチオシアネートとなり、がん抑制効果があるとされる。ブロッコリーは週3回以上(合計90g程度)、白菜は週5回以上(合計150g)で、効果が認められた。
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Kozan
平成28年2月8日