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19.1 正月料理

正月料理を作り始めて、4年(おそらく2000年頃の記事)。第1章の全ての料理を初めて作った年の大晦日には、体はくたくたに疲れ、その後、何週間の間、手は、ざらざらに荒れてしまった。経験がなかったので、台所仕事をして手が荒れるという事が予想出来なかったのである。庖丁を使い始めてからまもないので、大根なますが太すぎて不評であった。今回は、中華庖丁を使ってなますを刻んだ。我ながら、その出来栄えとスピードに、少し感心する位になった。基礎的な技術の進歩の結果、料理作りに必要な時間と労力が激減して、大晦日には、この他の料理まで新たに作る余裕が生まれた。庖丁の使い方に慣れること、そして全体の手順をうまく構成すれば、年末に一人でコンロ2台を使って作れる分量と思う。今回は、味が次第に進歩したのか、お節料理の味の組み合わせの微妙さを、少し感知できるようになり、ありがたい気持ちにつつまれた。最後にとりあげている和洋の煮込み料理は、正月を迎えてから、暖めて食べるだけの簡単さと、その味の良さから、我が家の定番となっている。
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Kozan 平成28年2月8日